今年25周年を迎えるApartment。5回の引越しを経て、こちらのビルでは2008年から営業

 新潟市中央区にある「Apartment」は、ライフスタイルを素敵に彩る家具や雑貨、おもちゃや自転車などがギュッと詰まったインテリアセレクトショップです。

 家族にとっておうち時間が楽しくなる、インテリアについてお伺いしてきました。

※この記事は最終更新日から1年以上経過しています。最新情報は店舗へ確認してください。

驚きの品揃え!国内外の洗練された飽きのこないインテリア

 Apartmentは、イームズなど20世紀中盤、つまりミッドセンチュリーの家具を中心に、世界中から取り寄せたインテリアアイテムを取り揃えています。

 「これほどのブランドを一つの店で取り扱うことは東京では不可能」と言われるほど多彩な商品の中には、国産ブランドもラインナップ。なかでもカリモク60というブランドは、県内では2箇所のみでしか取り扱われておらず、Apartmentでは特に2人掛け用のソファ「kチェア」がファミリーに一番の人気商品です。

 「デザインの良さはもちろんですが、汚れたらパーツ交換もできますし、合皮タイプであればお子さんが食べ物をこぼしても拭いてきれいにできるところがお勧めのポイントです」(スタッフの加藤こゆきさん)。

店内にある家具は、ラインナップのごく一部

大人になっても使える、正しい姿勢を育む椅子が大人気

 ファミリー向けや子ども向けの家具も豊富なApartmentの中で、ママでもある加藤さんにオススメ商品を伺うと、真っ先に教えてくれた椅子が、「UPRIGHT」です。

 「うちで息子も使っていますが、この椅子を使うと姿勢が良くなる構造になっているんです。ベビーシートは取り外せて、18年保証という、大人になっても使える椅子なんです。子供用の椅子は一般的に六角レンチで高さを調整しますが、UPRIGHTはグリップを回すだけで簡単に細かく調整ができるところも魅力ですね」

 カバーはカラーバリエーションも豊富で、簡単に取り外して洗えるところもうれしいポイント。ただし、受注生産で人気が高いため、注文しても現在入荷は3カ月待ち!気になったら即チェックしに行かないとですね。

UPLIGHT(写真右側はベビーシート付き)
今春産休から明けたばかりの加藤さん

おうち時間を豊かにしてくれるインテリアとの出会い

 家具だけにとどまらず、おもちゃや自転車など、さまざまな子ども向けアイテムが店内のあちこちにディスプレイされています。「アパートメントママ部」という母子サークルも主催しており、ヨガ教室やベビーマッサージ教室なども開催しています(開催日程や内容は公式のブログやSNSをチェック)。

 最近では新型コロナウイルス感染症の影響から、おうち時間を楽しむ方法の一つとして、お気に入りの家具を手に入れる人も増えているかもしれません。「1点変えるだけでも雰囲気が変わりますし、そこからインテリアにはまっていくお客様もいらっしゃいますね」と加藤さん。

インドのおもちゃ。天然色素なので口に入れてもOK。
子ども用自転車も入荷まで約3カ月待ち

ファミリー層からも支持される「本物」にこだわった品揃え

 スタッフおのおのが、流行とは関係なく自分がいいと思った商品を展示するApartment。その中で共通しているテーマが「本物のデザイン」とのこと。

「今は有名な家具のリプロダクト品(ライセンスが切れた製品を、オリジナルデザインを元に、できるだけ忠実に復刻生産した製品)が流通していますが、Apartmentでは正規品のみ取り扱っています。週末は特にご家族連れも多く、幼稚園みたいになることもあるんです(笑)。気軽に相談や遊びにいらしてください」(加藤さん)

「スタッフみんな子どももおしゃべりも好きなんです」(加藤さん)
大人の暮らしをセンスアップしてくれる雑貨もたくさん

<取材を終えて>

ずっと使い続けたくなる「本物」のインテリア

 お気に入りの家具を探すところから、オーダー家具や新築の一軒家丸ごとコーディネートも相談に乗ってくれるアパートメント。購入した家具のメンテナンスにも対応しているので、長く大切にしたくなる家具たちと出会いに、足を運んでみてはいかがでしょうか。

トランプもおしゃれ!
赤ちゃんの等身大写真の額装も行っています
SHOP INFO
Apartment(アパートメント)
住所:新潟県新潟市中央区西堀前通4番町738-1
TEL:025-225-1950
営業時間:10:00~18:00
定休日:第1・第3木曜日
駐車場:提携駐車場あり

丸山智子
ライター

東京でコピーライターとして勤務したのち、5年前にUターンと同時にフリーランスのライターとして独立。イベント広報や雑誌・WEBマガジンなどで執筆している、超甘党&舞台好きの39歳。プライベートでは新潟と東京で生ハムの原木を持ってピクニックをしています。

写真撮影:内藤雅子